Cage of the Earth
地球のケージ
Statement
In the city of Indonesia, bird cages are hanging everywhere. The relationship between humans and birds is very close. The bird it can sing beautiful are expensive.
Birds are actively traded in shops and markets. Despite having a affectionate feels, its attitude is utilitarian effective. This contradiction exists anywhere as long as humans target other animals to pet. In Indonesia, that is as it is.
In the one village of Semarang, goats are abundant in alleys. Goats are killed regularly, become meat, which are sold in the same alley. The meat has become a goat soup and is sold in the same alley. The relationship between a person and a goat is quite close here as well.
This birds and goats are used by humans. Nonetheless, we do not know what birds think of their lives. Perhaps it may be more prefer to life in a cage than in nature, it may not be the case.
In this project, we will focus on cage what can be said that it is a symbol of the relationship
between humans and animals in cities. And, while borrowing the power of animals, we will developactivities to invent new life style from point of view what 'human beings as also animal'.
ステートメント
インドネシアの街中には、道のいたるところに鳥籠がぶら下がっている。人間と鳥の関係性がとても近い。美しい鳴き声を持つ鳥は値段が高い。鳥を売る店や市場では、盛んに鳥たちが売買されている。愛情を持って飼うにもかかわらず、その態度は実に功利的だ。この矛盾は人間が他の動物を愛玩の対象とする限り、どこにでも存在する。インドネシアでは、それがありのままなのだ。
スマランのある村では、ヤギが路地にたくさんいた。ヤギは定期的に殺され、肉となり、それが同じ路地で売られている。その肉はヤギのスープとなって、また同じ路地で売られている。ここでも人とヤギの関係性は実に近い。
この鳥やヤギたちは人間に利用されている。とはいえ、鳥たちがその生活をどう思っているかなんてわからない。自然界より鳥かごが好きかもしれない。
このプロジェクトでは、都市における人間と動物の関係の象徴といえる「籠/檻=ケージ」に着目し、動物たちの力を借りながら、「生き物としての人間」を思い起こす活動を展開する。
インドネシアの街中には、道のいたるところに鳥籠がぶら下がっている。人間と鳥の関係性がとても近い。美しい鳴き声を持つ鳥は値段が高い。鳥を売る店や市場では、盛んに鳥たちが売買されている。愛情を持って飼うにもかかわらず、その態度は実に功利的だ。この矛盾は人間が他の動物を愛玩の対象とする限り、どこにでも存在する。インドネシアでは、それがありのままなのだ。
スマランのある村では、ヤギが路地にたくさんいた。ヤギは定期的に殺され、肉となり、それが同じ路地で売られている。その肉はヤギのスープとなって、また同じ路地で売られている。ここでも人とヤギの関係性は実に近い。
この鳥やヤギたちは人間に利用されている。とはいえ、鳥たちがその生活をどう思っているかなんてわからない。自然界より鳥かごが好きかもしれない。
このプロジェクトでは、都市における人間と動物の関係の象徴といえる「籠/檻=ケージ」に着目し、動物たちの力を借りながら、「生き物としての人間」を思い起こす活動を展開する。
Outline
Bird cage of the Earth
In this project, as its name implies, we will superimpose the earth on cage of animal that contains of human possession in urban life. As the first project in 2017, I produced "Birdcage of the Earth" which combines the shape of the birdcage and the earth. While publishing this production process in Bustaman village, Semarang city, Central Java, I developed the project together by working with local residents. This Earth-type birdcages will be hung along with the existing birdcages around Bustaman. Chances are, from making the birdcage, the people in Bustaman village will be able to make a small industry. They might be able to commercialize the birdcage from this art project.
Goat cage of the Earth
In the future, Kitazawa hopes to renovate the former slaughter house left in Kampung Bustaman, and hopes to create a public space "Goat cage of the Earth" where human beings and goats (kambing) could make use of it together. The space will look like as if the grand nature of the earth enter the city.
概要
地球の鳥籠
《地球のケージ》は、その名の通り「地球という籠/檻」を、都市生活における人間の所有物としての動物の檻や籠に重ね合わせるプロジェクトである。2017年には最初の実践として、インドネシアの路上にひしめく鳥かごと地球の形態を組み合わせた「地球の鳥籠」を制作した。この制作過程を中部ジャワ州スマランのブスタマン村の中で公開しながら、住民とともに制作していくことでプロジェクトを共に共有していった。この地球型の鳥籠は、村のあちこちに既存の鳥かごと共存しながら吊り下げられていく。
いずれ、この鳥かごづくりは村の小さな産業としてもいいし、アート作品でありながら村で生まれた製品として商品化しても構わない。
地球の山羊小屋
鳥かごを出発点に将来的には、バスタマン村に残されている旧屠殺場をリノベーションし、人間とヤギが共に活用する公共空間をつくりたい。まるで都市の内部に地球の雄大な自然が迷い込んだかのように。
地球の鳥籠
《地球のケージ》は、その名の通り「地球という籠/檻」を、都市生活における人間の所有物としての動物の檻や籠に重ね合わせるプロジェクトである。2017年には最初の実践として、インドネシアの路上にひしめく鳥かごと地球の形態を組み合わせた「地球の鳥籠」を制作した。この制作過程を中部ジャワ州スマランのブスタマン村の中で公開しながら、住民とともに制作していくことでプロジェクトを共に共有していった。この地球型の鳥籠は、村のあちこちに既存の鳥かごと共存しながら吊り下げられていく。
いずれ、この鳥かごづくりは村の小さな産業としてもいいし、アート作品でありながら村で生まれた製品として商品化しても構わない。
地球の山羊小屋
鳥かごを出発点に将来的には、バスタマン村に残されている旧屠殺場をリノベーションし、人間とヤギが共に活用する公共空間をつくりたい。まるで都市の内部に地球の雄大な自然が迷い込んだかのように。